現在、最大のMVNOの楽天モバイルが、2017年のFREETELの買収以来の、MVNOの買収が発表されました。キャリアに向けて着々と手を打っていますね。前にも書きましたが、既存のキャリアとはまだまだ勝負できる部分は劣っているので、高級なMVNOとしてスタートするのがやはり見えてきたような気がします。
　現在のMVNOの問題点として、10分カケホーダイがアプリを使った形式なので、通話品質、あと固定電話への発番通知の問題があります。発番通知の問題は個人的には意外と大きく、結局、アプリをキャンセルして発番しないと電話を取ってもらえない場合もあるので、地味にでかいと思います。
　セカンドブランドのUQモバイルとY-mobileはこの点をアプリを使わずできるのでクリアできていますが、カケホーダイにまでオプション対応できているのは、現在Y-mobileのみです。これが、キャリア化した楽天モバイルがクリアできるのならば、プランの構成によっては魅力的なものになります。MVNOの楽天モバイルからキャリアの楽天へはこの秋、違約金関係なしで移行できることがわかっていますので、秋までにMNPすればけっこうおいしいです。さらに端末が充実すれば、そこそこ獲得できそうですね
　ただ、以前にも述べたように、違約金が1000円になっても、楽天キャリアがつながりにくいのならば、逃げられるので、この辺りが注目だと思います。