４月から始まる楽天MNOですが、simフリー端末を使用している人たちからは果たして、現在使用中のsimフリー端末が対応できるかが大きな争点ですね。

　3大キャリアは現在では持ち込み新規を受け付けています。楽天がもしsimフリー端末保持者の持ち込み新規を認めないようですと、3大キャリアは「縛りはない」と宣言している楽天に対して、当然ご指摘をしてくるのは明白です。

　楽天は「HPで開示してあるので、しりません」というのを貫くのは個人的にはどうかと思います。もう少し消費者に歩み寄った方が、いいイメージを作れるかと思います。

　3大キャリアが持ち込み新規を受付するとき、
１．端末に技適マークがあるかの確認（これは法令順守ですので）
２．その端末でキャリアサービスで不具合、あるいは不可能であったも、それは私の会社が発売している端末でないので、保証はできかねます。

という大前提があります。

１は日本国内での使用なので、電波法が絡みます
２は例えば、対応バンドが欠けている端末で、電話がつながりが悪いといわれても、それはお客様ご自身の責任です。という当たりまえのことです。また、キャリアのメールアプリや、決済アプリが対応してなくてもそれは仕様なので仕方のない部分があります。

　ただ、無料サポーター（私は落ちたｗ）の方からの意見は、端末のバンドが対応していれば、データ通信や、アプリを使わない音声通話ができるという意見もでています。その場合は既存のキャリアの持ち込み新規と同じなので、「縛りはない」といえます。

1年間無料の条件を見ても、

・特典対象

以下条件のいずれかを満たした楽天会員の方

「Rakuten UN-LIMIT」に新規お申し込み
「Rakuten UN-LIMIT」に他社から乗り換え（MNP）でお申し込み
「Rakuten UN-LIMIT」に楽天モバイル（ドコモ回線・au回線）の料金プランから移行手続き後、お申し込み
「Rakuten UN-LIMIT」に無料サポータープログラム「100GB無料プラン」からプラン変更しお申し込み

※お申し込みが300万名に達した時点で本特典は終了します。お申し込みの状況により、人数が増加・減少する可能性があります。
※特典はおひとり様、1度のみ、最初にお申し込みいただいた1回線目に適用となります。

「Rakuten Link」アプリは関係ないですね。
この部分では縛りは無いです。つまり既存のキャリアと同じ状態で、端末でデータ通信ができた方はデータ無制限2,980円が1年間無料で使える（ただし、エリア内ですがｗ）、お得なデータsimになります。

問題は「Rakuten Link」アプリですね、これによりかけ放題が使えるので、これに対して縛りがあると、面倒です。
こちらはもう一つの特典、「【Rakuten UN-LIMITオンラインお申し込みキャンペーン】オンライン契約で3,000ポイントプレゼント　ルール」に関係します。

・特典対象
以下の条件を全て満たした楽天会員の方
オンラインで2020年6月30日（火）23:59までに「Rakuten UN-LIMIT」を以下いずれかの方法でお申し込み
-「Rakuten UN-LIMIT」に新規お申し込みし、2020年7月31日（金）23:59までに開通
-「Rakuten UN-LIMIT」に他社からの乗り換え（MNP）でお申し込みし、2020年7月31日（金）23:59までに開通
-「Rakuten UN-LIMIT」に楽天モバイル（ドコモ回線・au回線）の料金プランから移行手続き後、お申し込みし、2020年7月31日（金）23:59までに開通
-「Rakuten UN-LIMIT」に無料サポータープログラム「100GB無料プラン」からプラン変更のお申し込み
2020年8月31日（月）23:59までに「Rakuten Link」の初回アクティベーション（利用登録後SMS認証が完了）を実施
※特典は回線数にかかわらず、おひとり様1回のみとさせていただきます。

となり、事務手数料のポイントバックが関係します。
対応できなかったら、ポイント付与は無し

・ポイント付与
楽天ポイントの付与は、「Rakuten Link」の初回アクティベーション（利用登録後SMS認証が完了）が確認された月の翌々月下旬ごろまでまでに行います。
(例：2020年4月に「Rakuten Link」を初回アクティベーション（利用登録後SMS認証が完了）した場合、2020年6月下旬ごろまでにポイント付与）

付与される楽天ポイントの有効期間はポイント付与日を含めて6カ月です。

※開通の翌月末までに「Rakuten Link」の利用登録が必要です。
※楽天ポイントの付与は、楽天モバイルより行います。
※権利の譲渡はできません。

特典対象外
以下の条件に当てはまる場合は、特典適用対象外となります。

※無料サポータープログラム「100GB無料プラン」から「Rakuten UN-LIMIT」へプラン変更した場合
※本人確認の不備や、MNPの手続きの不備等により申し込みキャンセルとなった場合
※楽天会員から退会している場合
※当社の提供するサービスなどの料金のお支払いを、お支払期限までに行わなかった場合
※当社または楽天株式会社が定める規約などに違反した場合
※そのほか、当社が会員として不適格であると判断した場合

　この場合は、例えば、ドコモメールアプリをauの端末に入れれないとか、入れれても使えないと言っても、そりゃそうだろ、になると思います。だからこれでの縛りは一応は筋が通ると思います。（ただドコモの吉澤社長は突っ込んでくると思いますがｗ）

まとめると、

第一段階：端末にsimを挿して、電波を掴めるかどうか
第二段階：「Rakuten Link」アプリをGoogle Play ストアからダウンロードできてインストールできるかどうか、※現在はベータ版として公開されてます。

第三段階：「Rakuten Link」アプリの初回アクティベーションができるかどうかになります。

　第三段階が失敗というか不可（現状Appleストアではこのアプリは認められていない）だと、事務手数料のポイントが入ってこないことが確定します。ただし、対応端末をお持ちの方の端末からアクティベーションできるというのが、サポーターの意見では常識として検証されてます。

　iPhoneの方は、現時点では、無制限のデータsimカード（ただし、エリア内ですがｗ）と同じ扱いとなり、日本のeSIMでDSDV対応端末をお持ちで、simカードをeSIMに変更してから、使うことができる可能性が高いと思われます。
（香港版はわかりませんね）

　結論として、ちゃんと電波さえつかめる端末ですと、悪くても3,300円事務手数料支払ってデータ無制限sim（ただし、エリア内ですがｗ）として使え、「Rakuten Link」アプリのアクティベーションができると、かけ放題も使えるという感じになりそうです。

最悪なのは、第一段階で、弾かれたら、対応端末を用意するしかありません。

　バンドが対応していない端末や、セキュリティ更新のメーカーから切れた古いAndroid端末は危険ですね。私の場合はMoto X4が該当します。
　反対に、まだサポート内の端末ですと、AQUOS R2 compactみたいにメーカーからのアップデートで対応する可能性もあるかもしれません。

今後の楽天MNOのアナウンスを待ちましょう。