復活の日

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論理的になればなるほど、 創造性は失われる。

「しっかりしていなかったら、生きていられない。やさしくなれなかったら、生きている資格がない」【プレイバックより】
で有名な、レイモンド・チャンドラーの小説の主人公フィリップ・マーロウの有名なセリフである。
ハードボイルドの世界はかっこいいですが、一般社会では取っ付き難い奴とみなされるのがつらいところ。
でも、心を強く、冷静にいることは大切かなとは思います。
チャンドラーにはまったのは、若いころで、チャンドラーを知ったのは、大藪春彦の有名な小説「野獣死すべし」でした。
このころは自分は体力も有り余っていて、そのエネルギーを色々なことにぶつけていました。
大学の授業、アルバイト、そのあとは週6回のスポーツクラブ。
このころの鍛錬のおかげで、年の割には体に切れがあると言われています。
現在は、ちょっとウエストが10CMぐらい立派になりましたが(笑)


で、お題についてですが、年をとり賢くなると、どうも身体より先に頭が動いてしまう。
やってみてから、考えるというエネルギーが落ちている気がしますが、ちょっとは落ち着きが出たとも言えますかね(苦笑)


たまに原点としてチャンドラーの小説を読んでます。

大いなる眠り (ハヤカワ・ミステリ文庫)
大いなる眠り (ハヤカワ・ミステリ文庫)
早川書房
2017-09-30
Kindle本

第一作のこの小説は、有名なセリフの
「撃っていいのは撃たれる覚悟のある奴だけだ」
があります。アニメで取り上げられているようですがw



ロング・グッドバイ フィリップ・マーロウ (ハヤカワ・ミステリ文庫)
ロング・グッドバイ フィリップ・マーロウ (ハヤカワ・ミステリ文庫)
早川書房
2016-01-29
Kindle本

これもまた有名、NHKで現代版を10年ぐらい前?作られていましたね
「さよならを言うのは少しだけ死ぬことだ」
「ギムレットには早すぎる」
若い人にはわからないと思いますが、有名なセリフです。


さよなら、愛しい人 (ハヤカワ・ミステリ文庫)
さよなら、愛しい人 (ハヤカワ・ミステリ文庫)
早川書房


「そのヘミングウェイというのは、どういう人間なんだ?」「同じことを何度もくりかえしていうんで、しまいには誰でもそれをいいことと信じちまう男だよ」


こんな感じで、軽妙にハードボイルド全開です。前に取りあがた樋口有介氏の小説もこの系統です。

高い窓 (ハヤカワ・ミステリ文庫)
高い窓 (ハヤカワ・ミステリ文庫)
早川書房


「30フィート離れたところからはなかなかの女に見えた。10フィート離れたところでは、30フィート離れて見るべき女だった。」


これは強烈です。実際に今の社会で言ってしまうとセクハラですねw

プレイバック (ハヤカワ・ミステリ文庫)
プレイバック (ハヤカワ・ミステリ文庫)
早川書房

有名な「しっかりしていなかったら、生きていられない。やさしくなれなかったら、生きている資格がない」
はこの小説からです。ただ、この名言以外は内容は今までのより凡作なのが残念です。
このセリフを角川映画「野生の証明」はもろに宣伝で使いましたね

野獣死すべし (光文社文庫―伊達邦彦全集)
野獣死すべし (光文社文庫―伊達邦彦全集)
光文社
野獣死すべし
野獣死すべし
2016-12-01
Movie
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