ソフトバンクショップ代理店過酷なノルマの話
元ドコモショップ店員さんの動画です。けっこうこの人はオブラードに包みながらギリギリに話をしています。
私の周りにも元ソフトバンクショップ店員で辞めて他のキャリアのコールセンターに転職した人もいます。
正直、日本ではこれに似た構造の話はよく聞きます。
例えば、有名なのはゲームソフトです。売れるゲームソフトの仕入れのために、そのメーカーの他のソフトの仕入れ数でその売れるソフトの仕入れ数が、実績として評価され左右してます。
その結果値崩れが起こり小売の損切なんてこともあります。そのおかげで日本の据え置きと携帯のゲーム市場が縮小したため、廃業する小売店が増えました。
こういったトップからの圧力で、売り上げを作り、押し付けられた小売りがしりぬぐいをするという構造は色んな業種でも見れます。
アメリカでは逆に、小売りが強いので、また、返品制度もあるので、プライスプロテクション(小売からの返品圧力に対するメーカー公認値下げとその差額補填の事で、在庫が重くなるとガシガシ価格が引き下げられてゆき(返品されるよりはましという考えで)、値引き前との差額がメーカーに請求されます。)が発動してしまい、メーカーが負担します。
そのため、アメリカでは物が小売りは値下げして、不良在庫になる前に売ります。その値下げはメーカーに負担が来ます。
決算で出荷本数(売上本数)が多くてもプライスプロテクションで赤字になるということが、PS3あたりの日本のゲームメーカーではありました。(鉄拳3が有名です)
小売とすれば、棚に限りがあるので、その棚の収益が悪いとはやく処分することを考えます。そのため、プライスプロテクションを食らうところは、よっぽど売れる商品がないと、次に棚に置けなくなるので、流通が弱いと売れません。
まぁ今回の動画の中身より、コメント欄の方が面白いです。