AQUOS sense3(無印)の良さ
今売れに売れているこの機種ですが、私は否定的な意見を多く書きました。でも、冷静に見るとやはりいい機種です。なんというかスマホ界の「プリウス(あるいはカローラ)」みたいな感じです。
特別とんがっていないデザイン(古臭いとか批判の声はガジェット界では多いみたいですが)。性能は高くないが、必要なことは最低限許せれるレベルでできる。頑丈で長く使える。手の届く価格。
これって、まんまカローラですね。
最大公約数で考えて、必要なものはしっかり機能をつける。過剰なものはそぎ落とす。
やはり電池の持ちがいいのは、車で言えば燃費がいいと同じ感覚だと思います。
車で、スポーツカーみたいな過剰な馬力や性能は、使いこなす場面は日常ではまずありません。むしろ普段使いの必要十分さが大切です。
ガラケーを使い続けていた人の価値観は、別にネットをたくさん見ないから、スマホにわざわざ変える必要性が薄いということが考えられます。端末の修理や保証が切れて仕方なしにスマホに変える場合が最近は多く見受けられます。電話ができればそれでいいという人もガラホではなくスマホへ移行するが結局、電話機能メインという人たちにはこの機種は一番、いい機種ですね。
大きすぎない大きさ、十分な電池持ち、どのキャリアでも対応できるバンド構成、らくらくホンみたいなホーム画面の設定がデフォルトである。
幅広く客層を受け入れるコンセプトで成り立った機種であることがわかります。
仕事使いで考えると、バッテリーの持良し、防水・防塵あと耐衝撃まであり、DSDV、おサイフケータイまでそろっているこの機種は、ピーク性能を除けば本当に隙がないです。壊れにくく、いつでも色んな使い方で使えるというイメージです。
これ業務用とか法人用の携帯のコンセプトにで考えると、最適なものですね(業種ではカメラがいらないものが必要かもしれませんが)
AQUOS sense3がなぜ一番売れるのかは、カローラやプリウスが何故売れているのかの理由に近いかもしれません。(営業チャネルとかは無視してください。純粋に商品のコンセプトとしてです)
そういえば、任天堂のゲームボーイという白黒の携帯ゲーム機が昔ありました。
カラーのセガのゲームギアとか出てきましたが、結局、ソフトと電池持ちで覇権を取りました。湾岸戦争の時、爆撃を受けても壊れなかったという伝説もありましたね。その液晶を供給していたのがシャープでもあります。
Game Boy Damaged in Gulf War @ Nintendo World Store NYC
- SHARP SIMフリースマホ AQUOS sense3 ブラック SH-M12-B
- Sharp
- 2019-11-27
- Wireless